応募数が増える求人票の書き方|採用担当者が今すぐ使えるチェックリスト付き

公開日: 2026-04-02 / 執筆: 株式会社アスナロ(採用代行「フルサポ採用」運営・累計250社支援)

「求人を出しているのに、ぜんぜん応募が来ない」

採用に関わる方なら、一度はこの壁にぶつかったことがあるのではないでしょうか。求人媒体に掲載費用を払い、原稿を作り、公開したのに、1週間経っても応募数がひとけた……。そんなとき、まず見直すべきなのが求人票の書き方です。

採用市場が売り手有利の状況が続く中、求職者は複数の求人票を比較しながら「応募するかどうか」を判断しています。求人票はいわば採用の入り口。ここで候補者の心をつかめなければ、どれだけ良い会社でも選ばれません。

この記事では、応募数を増やすための求人票の書き方を、具体的なポイントとチェックリストとともに解説します。

応募数が増えない求人票に共通する3つの問題

まず、多くの企業の求人票に見られる「もったいない」パターンを確認しておきましょう。

1. 仕事内容が抽象的すぎる

「営業事務全般をお任せします」「幅広い業務に携わっていただきます」といった表現は、求職者に「自分が何をやるのかイメージできない」という印象を与えます。不安を感じた候補者は、応募ボタンを押す前に離脱してしまいます。

2. 自社の魅力が書かれていない

給与・勤務地・休日の記載はあるのに、「なぜここで働くのか」という理由が一切ない求人票。同じ条件の会社が複数あれば、求職者はより魅力が伝わる求人票を選びます。

3. 求める人物像が曖昧、または高すぎる

「コミュニケーション能力が高い方」「即戦力の方歓迎」など、誰でも書けそうな表現が並んでいると、求職者は「自分が当てはまるのかどうか分からない」と感じます。また、必須スキルの要求水準が高すぎると、そもそも応募対象者が絞られすぎてしまいます。

応募数を増やすための書き方:4つのポイント

1. 仕事の「1日の流れ」を具体的に書く

仕事内容を箇条書きにするだけでなく、「実際の1日」をイメージさせる記述を加えると効果的です。

たとえば営業事務であれば、こんな書き方ができます。

午前中は受注データの入力と請求書の確認が中心です。午後は営業担当者からの問い合わせ対応や、顧客への納期連絡を行います。月末は請求書発行の件数が増えますが、フォーマットが整っているので慣れれば1時間程度で完了します。

「仕事の実態」が見えることで、候補者は「自分にできそうか」を判断しやすくなり、ミスマッチも防げます。

2. 入社後のキャリアパスを示す

求職者が求人票で確認したいのは「今の仕事内容」だけではありません。「この会社で成長できるのか」「3年後、5年後にどうなれるのか」を知りたいと思っています。

このような具体的なステップを示すだけで、成長志向の求職者に刺さる求人票になります。

3. 自社の「らしさ」をエピソードで伝える

「アットホームな職場です」という言葉は、すでに多くの企業が使いすぎていて響きません。それよりも、具体的なエピソードや数字で会社の雰囲気を表現しましょう。

「ランチは月1回チームで外食します(費用は会社負担)。先月は新入社員のリクエストで焼肉に行きました」

「育休取得率100%。男性社員も3名が取得済みです(2025年実績)」

こうした一文が、候補者の「ここで働きたい」という気持ちを後押しします。

4. 必須スキルと歓迎スキルを分けて書く

「必須条件」と「歓迎条件」を明確に分けることで、「私には無理かも」と感じて離脱する候補者を減らせます。

必須条件はできる限りシンプルに。歓迎条件は「あると嬉しいが、なくても大丈夫」というトーンで書くことが大切です。

すぐ使える!求人票チェックリスト

以下の項目を確認してみてください。チェックが少ないほど、改善の余地があります。

仕事内容
- [ ] 具体的な業務内容が3つ以上書かれている
- [ ] 「1日の流れ」や「業務の割合」が記載されている
- [ ] 入社後の研修・フォロー体制が明記されている

職場環境・魅力
- [ ] 数字やエピソードで職場の雰囲気が伝わる記述がある
- [ ] 入社後のキャリアパスが具体的に書かれている
- [ ] 社員の声や実際のコメントが入っている

求める人物像
- [ ] 「必須条件」と「歓迎条件」が分けられている
- [ ] 必須条件が5つ以内に絞られている
- [ ] 「どんな人に来てほしいか」の理由が書かれている

基本情報
- [ ] 給与の幅(最低・最高)が記載されている
- [ ] 残業時間の目安が書かれている
- [ ] 選考フローと目安の日数が明記されている

まとめ

求人票は「情報を載せるもの」ではなく、「候補者に選ばれるもの」です。応募数が増えない場合、媒体やタイミングの前に、まず求人票の内容を見直してみてください。

この4つのポイントを押さえるだけで、応募数は変わっていきます。ぜひ今日から求人票を見直してみてください。


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